脱プラスチックに向けた取り組みに役立つ風呂敷「エコイスト」

 

 

 

 

風呂敷を更に長く、幅広く使う方法

ペットボトル資源を再利用した風呂敷

2020年7月1日は、レジ袋の有料化が始まった日です。4年くらい前の話になるので、
現在ではレジ袋は無料ではないといった当たり前の認識を持つ人は多いことでしょう。


有料化になる以前からエコバッグを活用していた人は全く問題なくお店に出向いて
買い物をしていたけれども、慣れない人にとっては少々不自由なものです。


1枚2円から5円のレジ袋を購入することへの抵抗がある人、抵抗が全くない人など
さまざまですが、毎日のようにコンビニでお弁当や飲み物を購入していると、
それだけでかなりの金額になりますので、エコバッグは節約効果にも良い影響を与えてくれます。

 

レジ袋を有料化させることで脱プラスチックにも効果を期待できるわけですが、
風呂敷に使用しているエコイストと呼ぶ素材はペットボトルのリサイクル原料を活用したもので、
このようなアイテムを使うことは地球の資源を守ることにも繋がります。

ペットボトルリサイクル素材


ちなみに、エコイストはペットボトル以外にもPET端材のリサイクル樹脂を使ったもので、
1枚の風呂敷には99%の再生繊維が使用されていて、3巾のサイズのものには
500mlのペットボトルが約4.3本使用されているといわれています。

 

国内における現状について


2020年にレジ袋の有料化、その翌年の2021年3月にはプラスチック資源循環促進法が施行されて、
これにより国内において脱プラスチック化ともいわれている、プラスチックを使わない取り組みが進められているといいます。


プラスチックを使わない取り組みは、海洋プラゴミ問題への対処や気候変動の影響を
緩和するなどが挙げられるようですが、日本の中ではリサイクル率が低めで
ゴミ処理は他国に依存しているなど、少々遅れているようです。

 

ちなみに、3Rはリデュースとリユース、リサイクルの英語の頭文字を3つ集めたもので、
プラゴミを減らすための原則になるものです。リデュースは量を減らすといった意味合いがある言葉ですが、
プラゴミを減らすためにはリデュースが重要視されていて、これによりレジ袋の有料化が
考案されたなどのいきさつがあります。


なお、エコイストは既に存在しているペットボトルなどPET端材のリサイクル樹脂材料ですから、
これを使うことでリサイクルの貢献ができることや、本来使用している素材を使うことなく
モノづくりができるので資源の保護にも貢献できるわけです。


現在風呂敷を購入したい人は、このようなアイテムを選ぶことをおすすめします。

エコ風呂敷を使う