風呂敷の使い方は多岐にわたります。
その内のひとつの使い方がバッグとして用いる活用法です。
そして風呂敷を使う場合、入れる物の大きさに合わせて
サイズ調整が行えるのがメリットに挙げられます。
シーンに合わせて過不足なく使えるのは、変幻自在に
サイズを変えられる風呂敷ならではの良さです。
出先で荷物が増えてしまった時にも適宜対処することが可能ですから、
ちょうど良く使える便利な入れ物として活躍します。
荷物がなくなり不要になった時には畳んでおけますので邪魔になる心配もありません。
例えば訪問先に手土産を持参する際にはバッグでの使い方をしつつ、
手土産がなくなり用が済んだらコンパクトにして手ぶらで帰宅できます。
訪問着などを着用している際にはサッと袖の中にしまっておくこともできますので、
粋な立ち居振る舞いの演出もできるでしょう。
バッグとしての使い方の形態は多彩であり、コーディネートや
その時の荷物などに合わせて選択することが可能です。
ハンドタイプのように握り部分をしっかりと形作る作り方もあれば、
持ち手をリボン状にして女性らしい華やかさを演出するといったこともできます。
他にも、ふっくらとしたバルーンのような形も作れ、中身の出し入れがしやすいという利便性もあります。
実際の作り方も難しいものではありませんので初心者でもすぐに実践することができるはずです。
所定の結び目を作っていくだけで良く、複雑な工程を経る必要はありません。
パターンを理解しておけば応用もきかせることが可能ですので
独自に形成して楽しむこともできます。
きちん結び目を固定することを押さえておくだけで頑丈に荷物を包むことができ、
簡単にほどけてしまうこともありません。
なお、風呂敷はバッグタイプにして使うだけでなく、リュックタイプにして活用することも可能です。
大人が背負うだけでなく子供用のリュックにも使うことができ、変わり種の物入れとして幅広く楽しめるのです。